色落ちしやすい洗濯物について

当店では、お預かりしたお洗濯物はお客様別に１度に洗います。

検品はさせていただきますが、基本的に枚数のみの検品になりますので、白物と濃色の衣類を仕分けることはできません。

したがってお客様自身で色落ちしやすい洗濯物かどうかを判断していただく事が大切になってきます。

そこで今回は色落ちしやすい衣類の見分け方をお話したいと思います。

色落ちしやすい衣類

・濃色の衣類・・・・・・・・・・淡い色に比べて濃色の衣類は染料の量が多いため
　　　　　　　　　　　　　　　「染色堅ろう度」が低い場合が多い。特に赤、青の濃色
　　　　　　　　　　　　　　　の衣類は要注意です。

・色落ちしやすい繊維・・・ポリエステル、ナイロン、アクリル以外の繊維。
　　　　　　　　　　　　　　　特に、綿、麻、シルクは色落ちしやすい。
　　　　　　　　　　　　　　　また、綿65％とポリエステル35％などの混紡の場合は
　　　　　　　　　　　　　　　色落ちしにくい場合が多いです。

・革、合皮付き衣類・・・・かなりの確率で色落ちします。

・刺繍糸・・・・・・・・・・・・赤系の刺繍糸は色落ちしやすいです。

・付属品からの色落ち・・フードのヒモや、ワッペン、ビーズからも色が流れる場合
　　　　　　　　　　　　　　　があります。

・ジーンズ・・・・・・・・・・・ジーンズ素材の物も色落ちします。

・外国製品・・・・・・・・・・海外からの輸入品や、購入品も色落ちしやすいです。


初洗いのものや、濃い色の衣類は初めに色落ちテストをすることをお勧めします。

①白いタオルに洗浄液を付けます。
②衣類の目立たないところを①のタオルでトントンと軽く叩きます。
③タオルに色が移ったら色落ちします。

染色堅ろう度とは？

衣類の染色のいろいろな条件に対して、どの程度の耐久性をしめすかの度合いをいいます。

染色堅ろう度の判定は、種目別に測定方法が、ＪＩＳ（日本工業規格）によって定められています。

等級は強（５級）から弱（１級）までで、中間段階（例：３－４級）も含め、９段階に分類して表示します。


販売されている衣類には、染色堅ろう度が強いものから弱いものまでさまざまで、染色堅ろう度の強い弱いは、衣類の価格に関係なく、繊維や染料、染色方法によって変わります。

また、一部の海外の高級ブランドの衣類は、染色堅ろう度が弱い衣類が多いです。


当店では、お預かりした洗濯物は色落ち、色移りしないものとして一度にお洗濯させて頂きます。

もし、色落ちしやすい衣類が混入していた場合、他の衣類に着色したとしても当店では一切補償できません。

また色落ちしやすい衣類が混入していた場合、当店の判断で洗濯せずにお返しする場合があります。その場合の返金等は一切受け付けできませんので、ご了承下さい。

色落ちする可能性がある衣類はまとめて出していただくことをお勧めします。

ランドリーバックは特大、標準、少量と３種類ご用意しています。

色落ちしないお洗濯物を標準サイズで、色落ちしやすいお洗濯物をまとめて少量サイズで・・・というように各サイズご利用下さい。