繊維の種類について

こんにちわ　　ラバンのつきちゃんです


繊維（衣類の素材）の種類や、特徴を知らずにお洗濯すると、思わぬ失敗をすることがありますよね？

そこで、今日は繊維についてお話したいと思います

繊維は、「天然素材」と科学的プロセスにより製造される「化学繊維」に分類されます。

「化学繊維」の中には天然繊維を原料とする「再生繊維」、純合成的に有機高分子化合物を製造する「合成繊維」、無機化合物からなる「無機繊維」に大別されます。

日本では、家庭用品品質表示法に基づいて衣類に表示されています。

繊維の種類と特徴

天然繊維・・・①動物性繊維・・・絹、シルク、毛、羊毛等
　　　　　　　　　＜特徴＞・アルカリに弱く、塩素系漂白剤には耐えられない。
　　　　　　　　　　　　　　　・軽く、暖かで、しわになりにくい。　
　　　　　　　　　　　　　　 　
　　　　　　　　②植物性繊維・・・綿、麻
　　　　　　　　　＜特徴＞・湿った状態が乾いた状態より強い繊維は綿と麻だけ
　　　　　　　　　　　　　　　・染色が簡単でアルカリにも強く、高温洗濯、高温プレスが
　　　　　　　　　　　　　　　　可能。

化学繊維・・・①再生繊維・・・レーヨン、ポリノジック、キュプラ
　　　　　　　　　＜特徴＞・吸湿性、染色性に優れ、熱で軟化したり溶融することがな
　　　　　　　　　　　　　　　　いが、しわになりやすい。

　　　　　　　　②半合成繊維・・・アセテート、トリアセテート
　　　　　　　　　＜特徴＞・熱セットできるが、摩耗や引っ張りにあまり強くなく、熱や
　　　　　　　　　　　　　　　　蒸気によって艶を失う。
　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・プロミックス
　　　　　　　　　＜特徴＞・美しい艶と暖か味のある肌触りを持ち、染色性も良い。
　　　　
　　　　　　　　③合成繊維・・・ナイロン、ポロエステル、アクリル、ポリ塩化ビニル
　　　　　　　　　＜特徴＞・吸湿性が小さく（繊維によっては吸湿性が0のものもある）
　　　　　　　　　　　　　　　　摩擦や引っ張りに強く、熱に弱い。

このように繊維によっては熱に弱いものや、しわになりやすいもの等いろいろな特徴があるので、お洗濯や、購入のときに役立たせて下さいね